更年期障害とプレ更年期は原因が違う!40代女性不調の原因

更年期障害とプレ更年期は原因が違う!40代女性不調の原因

日本人女性の平均的な更年期は「45歳~55歳」とされています。
しかし、実際は「閉経を挟んだ前後10年間」ですから、自分の更年期は「閉経してから逆算しないとわからない」という話になりますよね?

更年期は「閉経前の5年間」を含むのが厄介なのです。
自分の閉経年齢が「あらかじめ」わかればいいのですけど、実際は48歳かもしれないし、52歳かもしれません。

例えば、私が48歳で閉経したら、更年期は「43歳~53歳」ということになります。
43歳・・・私は現在41歳ですから、もうあと2年で更年期に入る可能性があるということになります。

ならば、私と同年代の40代半ばの女性のほとんどが「更年期グレーゾーン」となりますね。
今すでに感じている症状が、実は「更年期障害」だった・・・という可能性もあるということなのです。

そこで、自分が更年期に入っているかどうかを調べる方法についてお話します。

自分が更年期なのかを確かめる3つの方法

自分が更年期なのかを確かめる3つの方法

病院での血液検査

血液検査で血液内にある女性ホルモンの濃度を調べます。
更年期になると女性ホルモンの血中濃度が下がる傾向にあり、その値の度合いで、更年期(閉経が近いか)かどうかがわかります。

また、卵巣機能や女性ホルモン分泌量が正常であれば、不快な症状が卵巣には原因がなく、「プレ更年期の自律神経系の不調」だということも確かめられます。

プレ更年期には「必須の検査」とも言えますので、特に、生理不順や閉経を伴っている方は迷わず検査を受けてくださいね。

基礎体温測定

女性なら名前くらいは知っていると思います。
毎朝、体温を測り、測定値をグラフにつけることで子宮や卵巣の状態がわかります。

排卵の有無や女性ホルモン分泌の状態がわかるので、卵巣機能の低下や更年期傾向にあるかどうかを自分で知ることができます。
(詳細については後に基礎体温のページをご覧ください。)

簡略更年期指数(SMI)【小山嵩夫式】

現在の症状が「更年期障害」なのかの判断基準の1つとして「簡略更年期指数(SMI)」というセルフチェック法があります。
10項目の簡単なチェックですが、病院でも問診で使われているものです。
さっそくチェックしてみてくださいね。

症状の程度に当てはまるところの合計点数を出します。
どれか1つの症状でも強ければ「強」を選択してください。

症状症状の程度(点)
1.顔がほてる10630
2.汗をかきやすい10630
3.腰や手足が冷えやすい14950
4.息切れ、動悸がする12840
5.寝つきが悪い、または眠りが浅い 14950
6.怒りやすく、すぐイライラする12840
7.くよくよしたり、憂うつになることがある7530
8.頭痛、めまい、吐き気がよくある7530
9.疲れやすい7420
10.肩こり、腰痛、手足の痛みがある7530
【判定&解説 (自己採点の結果)】

採点判定
0~25点じょうずに更年期を過ごしていて今のところ問題ありませんが、年1回の健康診断を受けましょう。
26~50点バランスのよい食事、適度な運動を行い、無理のないライフスタイルを送り、更年期障害の予防につとめましょう。
51~65点産婦人科または更年期外来、閉経外来を受診し、薬などによる適切な治療、生活指導、カウンセリングを受けましょう。
66~80点長期間(半年以上)の計画的な治療が必要でしょう。
81~100点各科の精密検査を受けましょう。更年期障害のみであった場合は、産婦人科または更年期外来、閉経外来などで長期の計画的な治療が必要でしょう。
引用元:小山嵩夫著「女性ホルモンの真実」

更年期障害の原因~プレ更年期とは犯人が違います~

更年期障害の原因~プレ更年期とは犯人が違います~

おさらいですが、プレ更年期は「更年期に似た症状を感じている人」です。
では、症状が似ているのなら何が違うのか?という話になります。

更年期とプレ更年期とでは決定的に「原因」が違います。

更年期とは「加齢による卵巣の老化」よって「ホルモン生成能力が衰えている」もしくは、「卵巣が完全に機能停止してホルモン分泌をしていない」状態です。
つまり、更年期の体は常に「女性ホルモンの欠乏」状態になっています。

この「女性ホルモンの欠乏」が更年期障害の原因です。

一方、プレ更年期の場合は「ダイエット、ストレス、生活習慣の乱れ」などが原因で、自律神経の乱れや女性ホルモンのバランスが乱れてしまう症状です。

更年期障害は「卵巣の老化による女性ホルモン不足」が大前提なので改善が難しく、症状が「長期化」する傾向がありますが、プレ更年期は、原因を取り除けば改善する「一過性の症状」という違いがあります。

40代半ばの「更年期グレーゾーン」の場合、年齢的に多少の卵巣機能の低下はあるものの、検査すると、ストレスによる自律神経失調症であることも多いのです。

自分が「プレ更年期」なのか「更年期」なのかを知ることはとても大切なことなのです。

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