症状が別の症状を生む!プレ更年期の悪循環のしくみと対策法

症状が別の症状を生む!プレ更年期の悪循環のしくみと対策法

このページでは「症状の注意すべき点」と「改善方法を探すポイント」についてお話しします。

プレ更年期の症状には「症状を放置すると重篤化する」と「症状が別の症状を生む」の、2つの悪循環の特徴があるので注意しなければなりません。

医学的な話で少々難しい内容もありますが「2つの悪循環」を理解することが、効果的な改善方法を見つける一番の近道になります。

このページで理解を深めていただくことで「症状の改善方法を見つけるヒント」になればと思います。

プレ更年期~痛みを放置すると、もっと強い痛みを生む悪循環~

ここからは、症状の特徴の1つである「症状を放置すると重篤化する悪循環」についてお話しします。

具体例として、「痛み」について説明します。

頭痛、肩こり、腰痛、関節痛・・・・プレ更年期には、痛みを感じる症状がたくさんありますね。

人間は痛みを感じると、脳に痛みが伝わり、自律神経の「交感神経が緊張」します。

痛い!と感じた時って、心臓がドキドキしていませんか?それは交感神経のはたらきです。

交感神経が緊張すると、心臓の鼓動が早くなり、体の筋肉が緊張し、血管が収縮します。これは「外的ストレスに対する防御反応」なのです。

血管や筋肉が緊張すると血行が悪くなります。血行が悪くなると、体内の「酸素不足」「栄養不足」がおこり「細胞内の老廃物の除去」(新陳代謝)が鈍くなります。

筋肉が酸素不足、栄養不足になると「ブラジキニン」「プロスタグランジン」といった「痛みの物質」が発生します。この「痛みの物質」が生まれることで、ますます痛みが強くなるのです。

強い痛みが脳に伝わることで「交感神経」が更に緊張し、血管や筋肉が収縮・緊張し続けます。

痛みを放置すると、もっと強い痛みを生み出す悪循環になるのです。

プレ更年期~症状が別の症状を生む悪循環~

プレ更年期~症状が別の症状を生む悪循環~

痛みを放置すると、もっと強い痛みになる・・・というお話しをしましたが、この「痛み」が別の症状を生むことにもなります。

痛みが強くなると、夜も眠れなくなります・・・「不眠」の登場です。
痛みが強くなると、不安になってきます・・・「不安感」の登場です。

痛みが長期になると、不眠や不安感もずっと続きます。これが新たなストレスになります。なかなか治らない不安感が、やがて「絶望感」や「イライラ」に変わっていくのです。

「交感神経が緊張したまま」が続いているので、自律神経の乱れが卵巣に伝わり「女性ホルモンのバランスの乱れ」にまで影響を及ぼす可能性もでてきます。

このように、症状を早期に改善しないと、症状が別の症状を生みだす悪循環になるのです。これがプレ更年期の特徴である2つ目の悪循環です。

プレ更年期~自律神経を理解することは改善への近道~

さて、突然ですが・・・ここで「理解度チェック」のクイズをだします。

「痛み」の話をしてきましたが、それでは「肩こり」の痛みの場合、どのように改善したら良いと思いますか?

正解は・・・体操 マッサージ シップ薬 入浴・・全て正解です!
簡単なクイズでしたね。しかし、本題はここからなのです!

これらの方法が、どのように効果的なのかを説明できますか?

「血流が良くなるから」・・では、少し物足りません。このページを読んで下さった人には、せっかくですから、もう少し深くまで理解していただきたいのです。

「血流を悪くした原因」である「交感神経の緊張」のことを思い出してください。
交感神経が緊張すると、心臓の鼓動は早くなり、体の筋肉が緊張し、血管が収縮します。

つまり、体操、マッサージ、シップ、入浴は「交感神経の緊張」をほぐしているのです。
交感神経の緊張がほぐれることで、血流がよくなるわけです。

もう少し踏み込んで答えるならば、交感神経による「体の緊張」をほぐすために、リラックス神経である「副交感神経を誘導している」とも言えます。

この「交感神経」と「副交感神経」のはたらきを理解すれば、より効果的な、プレ更年期のケア方法がみつかるのです。

プレ更年期~プレ更年期 改善方法の見つけ方~

プレ更年期~プレ更年期 改善方法の見つけ方~

引き続き「肩こり」を例にして、「改善方法を探すポイント」についてお話しします。

①「なぜその症状が起こったのか」これまでの生活を見なおす必要があります。
肩こりの場合・・ストレス 生活環境 仕事状況 日頃の姿勢 就寝時の枕 など

②「他の原因から起こっていないか」も考えます。
不眠 過労 冷え性 運動不足 生理不順 眼精疲労 首のこり など

③「どのようなしくみで症状が起こっているのか」を調べます。
肩こりの場合は「筋肉・血管の緊張」状態で起こることが多いので、いかに「交感神経の緊張」(体の緊張)を緩和するかを考えます。

(直接患部へのアプローチ)「マッサージ」「ストレッチ」「シップ」

(体全体からのアプローチ)「血液の流れを良くする食事」「体を温める食事」「サプリメント」「市販薬」
(リラックスを目的とするケア)「ヒーリング音楽」「森林浴」「お香・アロマ」「半身浴」

(病院でのケア)「内服薬」「外用薬」

いかがですか?ほんの一例ですが「肩こり」だけでも、これだけケア法があります。
これからは「自律神経」を意識してケアしてみてください。ほとんどが「セルフケア」でできることばかりです。

今回は「肩こり」でお話ししましたが、ご自身の症状に当てはめて考えてみてくださいね。

「症状別」「セルフケア」のページもありますので、そちらも参考にしていただけると嬉しいです。

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