「色彩心理学」で心身リフレッシュ!プレ更年期の予防と対策

「色彩心理学」で心身リフレッシュ!プレ更年期の予防と対策

突然ですが、好きな色は何色ですか?

プレ更年期の改善方法についてあれこれ調べているなかで、色が人間に与える影響力の大きさを知りました。

このページでは「色の心理的・生理的作用」についてご紹介します。

色の効果は、プレ更年期対策にもなりますので、参考にしてみてください。

色の効果と心身への作用

人間の感覚機能は「5感」と呼ばれていますが、情報の8割は「視覚」から得ていると言われています。つまり、眼から得る情報や刺激は、心身に大きく影響するのです。

例えば、赤と白の「紅白幕」を見かけると、祭りや祝いごとの行事をイメージするので、期待感でドキドキ・ワクワクして、心拍数が上がり、楽しい気分になります。

白と黒の「鯨幕」の場合は、通夜や葬式のイメージがあるので、悲しい気持ち、厳粛な気持ちになり、涙が出そうになることもありますね。

色の違いによって、心理的作用、生理的作用が違うのですが、この作用を上手に利用することで、心や体の調子をととのえることができるのです。

それでは、もっと具体的に、色の効果について見ていきましょう。

色彩による心理的・生理的作用

代表的な7色の心理的作用、生理的作用、利用法についてご紹介します。

赤色の作用

赤色の作用

心理的・生理的作用
心拍数の上昇 覚醒・興奮 自律神経の緊張 食欲増進 新陳代謝の促進

眼は赤色を見ると、自律神経の交感神経が優位になり、まばたきの回数が増え、体温が上昇し、血圧、呼吸数が上がります。

赤色の利用法

●目覚めには赤
赤は交感神経(活動神経)を活溌にさせます。目覚めが悪いときは、赤色のものを見るようにすると目覚めがよくなりますので「赤い目覚まし時計」はおすすめです。

●冷え性対策
一時期、お年寄りの間で、冷え性対策の「赤いパンツ」が流行していました。
実際に効果があるのか疑問に思えますが、赤い部屋と青い部屋とでは、体感温度が2~3℃違うというデータがあります。

赤い色は体感温度を上げる効果があるので、赤色の物を身につけることは、冷え性対策になるのです。

●プレ更年期には赤色の野菜
赤の野菜色素であるリコペン(リコピン)の抗酸化作用は、β-カロテンの2倍、ビタミンEの100倍とも言われています。

緑黄色野菜の色素、辛味、香り成分は「ファイトケミカル」(植物由来の天然化学物質)と呼ばれており、強い抗酸化作用が注目されて「第7の栄養素」とも言われています。

特に、トマトやスイカに含まれている、赤い色素のリコペン(リコピン)は、抗酸化作用や血流改善効果で、病気の予防改善だけでなく、老化防止などの美容効果も期待できます。

赤色は、食欲増進作用もありますので、プレ更年期は、赤い野菜を積極的に食べるようにしましょう。

オレンジ色の作用

オレンジ色の作用

心理的・生理的作用
食欲増進 排泄促進作用 貧血防止 精神的不安の緩和

オレンジ色は、高揚感や、会話がはずむ色だと言われています。
リビングや食卓など、家族が集まる場所にオレンジを使うと、家族団らんの時間が過ごせます。

オレンジ色の利用法

●冬場の寒さ対策
オレンジ色は、焚き火やストーブなどの炎をイメージする色なので、赤色と同様に体感温度が上がります。

冬場、お部屋のカーテンやクッションカバーをオレンジ色にすると、体感温度が上がるので暖かく感じられます。

●便秘改善
オレンジ色には排泄機能を促進させる効果があります。便秘気味の人は、トイレカバーやマットをオレンジ色にしてみてください。

●食欲増進
オレンジ色は赤色と同様に食欲増進効果があります。食器やランチョンマットをオレンジ色にしてみてください。

また、食材にカボチャやニンジンなどの、オレンジ色の食材を取り入れると、食欲が増進するだけでなく、栄養効果も期待できます。

オレンジ色の野菜には、β- カロテンが豊富で、抗酸化作用や免疫力を高める作用が高く、プレ更年期の食事対策には有効な食材です。

緑色の作用

緑色の作用

心理的・生理的作用
神経の鎮静作用 鎮痛作用 殺菌作用 眼を休める効果 ストレスの減少

緑は鎮静色と呼ばれています。自律神経の副交感神経が優位になり、筋肉の緊張がほぐれて、リラックス効果、リフレッシュ効果があります。

緑色の利用法

●眼が疲れたら緑色
緑色は、眼に与える刺激が弱く、眼を休める効果があります。
パソコン作業などで眼が疲れた時は、窓から樹木を見たりして、緑色を眼に取り込むようにしましょう。

●イライラ防止
緑色は、神経の鎮静作用があり、闘争本能を無くす効果があります。イライラの予防改善には、森林浴など、積極的に緑色に接するようにしましょう。

緑茶の色や香りを楽しみながら飲むだけでも癒やし効果があります。

●頭痛の予防改善

緑色が副交感神経に作用することで、体内の毛細血管が開き、頭痛の予防改善効果が期待できます。

黄色の作用

黄色の作用

心理的・生理的作用
消化不良・胃炎の改善 危険を感じる 集中力UP

黄色は標識でも使われていますが「警戒色」と呼ばれる色です。脳のはたらきが高まり、集中力が高まる効果があります。

黄色の利用法

●理解力UP
黄色は、脳のはたらきが高まるので、理解力が上がります。
昔から、勉強で黄色の蛍光ラインマーカーを使用しますが、とても効果的な勉強法なのです。

●便秘改善
オレンジ色と同様に、黄色にも排泄促進作用があります。オレンジ色のトイレカバーで排便効果がなかった人は、黄色も試してみてください。

●黄色の服でおでかけ
黄色は、明るく元気な気持ちで、楽観的に物ごとが考えられる色です。
黄色の服を着てお出かけすると、楽しい時間が過ごせるかもしれません。

ただし、黄色は警戒色でもあるので、他人からは良いイメージで受け入れられない場合があります。面接など、良い印象に見られたいときは、黄色の服は避けた方が無難かもしれません。

青色の作用

青色の作用

心理的・生理的作用
精神の沈静化 解毒殺菌作用 催眠効果 鎮痛効果 集中力UP

青は赤と正反対の効果があります。赤が興奮色なのに対して、青は鎮静色です。
血圧、呼吸数、心拍数、体温が下がる効果があります。

青色の利用法

●不眠解消
眼から青いものを見ると、神経が落ち着いて眠りやすくなります。不眠気味の人は、寝室のカーテンやベッドカバーを青色にしてみてください。

特に夏場の場合、青の効果で体感温度も下がり、涼しく感じることができるので、眠りやすくなります。

●イライラした時
イライラして興奮した気持ちを抑えたいときは、海や空など、青を感じる写真を見たり、イメージするだけでも効果があります。

●食欲減退・ダイエット効果・過食防止
野菜に「青色」がないのは何故だかご存知ですか?

植物は、動物に食べてもらうことで種を広域に散布しています。しかし、人間や動物は「青い色は食べ物ではない」「食べてもマズイ」と本能に刷り込まれているのです。
ですから、植物には青色の色素がありません。

つまり、青色を見ると食欲が減退して、ダイエット効果が期待できるのです。また、青には精神鎮静効果がありますので「食べたい」という欲望の抑制効果もあります。

青い食器やランチョンマットを使用すると、落ち着いた気持ちで食事をすることができるので、過食防止になります。

紫色の作用

紫色の作用

心理的・生理的作用
血圧脈拍の低下 想像力・創造力の促進 治癒力UP 

紫は精神を落ち着かせて、癒やしの効果がある色です。

紫色の利用法

●睡眠導入効果
淡い紫色はリラクゼーションカラーなので、睡眠導入効果があります。
神経が疲れている時は、淡い紫色のパジャマで寝ると効果的です。

●アイディアを考える
紫は感性の色と呼ばれており、直感が鋭くはたらきます。
文房具などに紫色を取り入れると、アイディアが浮かびやすくなるかもしれません。

白色の作用

白色の作用

心理的・生理的作用
ストレスの減少 物体が大きく見える 重さが軽く感じる 緊張感を与える 抗菌

色のない(透明感)白には、感情を麻痺させる効果があるので、ストレスなどの精神的苦痛をやわらげる効果があります。

真っ白は、自律神経を活性化させますが、眼への刺激が強いので、眼精疲労の人はオフホワイトなどの柔らかい色を選ぶことをおすすめします。

白色の利用法

●面接には白の服
白は、清潔感、素直さを感じさせる色なので、面接に着ていく服には適した色です。しかし、冷淡、薄情なイメージを抱かれてしまう場合もありますので、白いワンピースの場合は、上に黒や紺のジャケット着るようにしましょう。

白は、色を引き立てるはたらきをしますので、黒や紺の色が持つ、知的なイメージを引き立てます。

●風邪を引いたら、白い下着と白い野菜
白色の野菜には「イソチオシアネート」(大根)や「硫化アリル」(たまねぎ にんにく)など、白色の「ファイトケミカル」が含まれています。どちらも、抗酸化作用、殺菌作用があります。

白い色は菌を寄せつけない効果があると言われており、下着や病院のシーツや壁には、白が多く使われています。

風邪のときには、白い下着を身につけ、白い野菜を食べるようにすると早く治るかもしれません。

プレ更年期 セルフケア「色彩心理学」まとめ

衣食住の身近な色は心身に影響を及ぼし、うまく利用すると、プレ更年期対策になることはご理解いただけましたでしょうか?

嫌いな色を無理に取り込む必要はありません。逆にストレスになります。

インテリア、洋服、野菜の色にいたるまで、色の効果を楽しみながら、自分に合う色を探してみてください。

このページのトップヘ