便秘や下痢の原因は女性ホルモン?プレ更年期の原因と対策法

便秘や下痢の原因は女性ホルモン?プレ更年期の原因と対策法

便秘の定義は「便秘は排便の回数が減ること」なのですが、人によっても感じ方が違いますね。4日に1回でも全然平気・・という人もいれば、1日でも排便がないと、お腹が張って苦しくて仕方がないという人もいます。

また、年齢を重ねるにつれて、特に冬場になると、腸のはたらきの悪さや便の不調を感じるようになった気もします。

プレ更年期の便秘や下痢はどうして起こるのでしょうか?

プレ更年期「便秘・下痢」の原因

プレ更年期の便秘と下痢の症状は「ストレス」「女性ホルモン」「乳酸菌の減少」の3つの原因で起こります。

精神的なストレスによる自律神経の乱れ

胃腸の消化吸収のはたらきを調整しているのは、自律神経の副交感神経です。

精神的ストレスがかかると、交感神経が強くなり、副交感神経のはたらきが弱まることで、排便に必要な「腸のぜん動運動」が抑制されます。
ぜん動運動が弱くなると、便が腸内に長く留まるために水分が吸収され過ぎて「便秘」が起こります。

逆に、副交感神経が過剰に働き過ぎると、腸のぜん動運動が活発になり過ぎてしまい、便の水分が十分に吸収されないうちに直腸まで運ばれるので「下痢」が起こります。

自律神経の乱れは、血液循環の流れが悪くなり、体の冷えにもつながります。
体が冷えると胃腸のはたらきも弱まりますから、ぜん動運動の弱さによる便秘や消化不良による下痢が起こります。

女性ホルモンの影響

生理周期の影響で、排卵後から生理前までは、女性ホルモンの「プロゲステロン」(黄体ホルモン)が多く分泌されます。プロゲステロンには、腸のぜん動運動を抑制するはたらきがあります。

本来、プロゲステロンは、妊娠した場合に備えて「子宮の収縮を抑制」することで、流産を防ぐはたらきをします。しかし、腸が子宮と同じ「平滑筋」という筋肉でできているので、子宮の収縮の抑制効果で、腸の平滑筋の動きも弱まってしまうのです。

また、プロゲステロンには、水分を体内にためるはたらきもあり、大腸の水分吸収のはたらきが促進されることで便秘が起こります。

年齢による女性ホルモンの減少やバランスの乱れの影響で、エストロゲン(卵胞ホルモン)の減少によるプロゲステロン過剰状態が起こるため、プレ更年期の女性は、生理前に限らず、便秘が起こりやすくなります。

逆に、プロゲステロンの分泌が急激に減少することで、抑制されていた腸のはたらきが活発になることで、下痢になる場合もあり、便秘の後に下痢を起こすことも、プレ更年期には起こりやすい症状です。

乳酸菌の減少

人間の腸内には「善玉菌」と「悪玉菌」が存在しており、善玉菌が腸内を酸性に保つことで、悪玉菌の繁殖を抑制しています。乳酸菌には、善玉菌の増殖を助けるはたらきがあります。

乳酸菌が減少すると善玉菌も減少します。善玉菌が減少すると悪玉菌が増殖して腸内環境が悪化し、便秘や下痢が起こりやすくなります。

乳酸菌の減少理由には3つあります。

加齢
年齢を重ねると、胃腸にも老化が始まります。
老化の影響で胃酸や腸のはたらきなどが弱くなると、免疫力が低下し、悪玉菌が繁殖することで乳酸菌が減少します。

ストレス
正常な状態の場合、悪玉菌は、胃酸によって繁殖が抑制されています。
しかし、ストレスの影響で自律神経が乱れると、胃酸の分泌が減少することで、悪玉菌が腸に入り込んで増殖するため、乳酸菌が減少してしまうのです。

食生活
食生活の乱れ、バランスの悪い食事は悪玉菌を増やします。

お肉中心の食生活には注意が必要です。胃で消化されなかった肉が腸内で腐敗すると、悪玉菌の大好物なエサになります。

また、食物繊維が足りない食生活も避けなければなりません。便秘の予防改善だけでなく、食物繊維は乳酸菌のエサになり、増殖を助けるはたらきもあるのです。

「過敏性腸症候群」(IBS)

「過敏性腸症候群」(IBS)

女性に多い便秘や下痢の症状を伴う病気を1つご紹介します。

「過敏性腸症候群」(IBS)は、便秘や下痢などの排便異常が数週間続く病気なのですが、内科や胃腸科で診察しても、腸自体には異常がみられないというのが特徴です。
便通の状態により「便秘型」「下痢型」「便秘と下痢の混合型」に分けられます。男性は下痢型、女性は便秘型が多く、40代女性にも多い病気です。

排便異常を引き起こす原因はまだ解明されていません。
強い精神的ストレスの影響で、自律神経ではなく、直接的に腸や直腸に影響を及ぼすことで、消化器官を過敏にしていることが要因の1つであることはわかっています。

通勤電車や車の中で、何度も急にトイレに行きたくなるので会社に行けない、外出するのが怖いなど、日常生活に支障が出ている場合は、病院での診察をおすすめします。

「便秘・下痢」で気をつけるべき他の病気

便秘・下痢で気をつけなければならないのは、便に血が混じっている「血便・粘血便」です。大腸がんや潰瘍性大腸炎の可能性があります。

女性は下痢よりも便秘の症状を訴える人が多いのですが、便秘は、大腸ポリープ、腸閉塞など、腸の病気だけでなく子宮内膜症や子宮筋腫でも起こります。
特に、プレ更年期の女性は、年齢的にも子宮の病気には注意が必要です。

「便秘・下痢」を改善する栄養素

食物繊維

食物繊維には「水溶性食物繊維」と「不溶性(非水溶性)食物繊維」の2種類があります。

水溶性食物繊維
水溶性食物繊維は、ヌルヌル・ネバネバとした食材に多く含まれています。
水に溶けてゲル化し、有害物質を吸着して体外に排泄するはたらきがあり、下痢の予防に効果があります。

水溶性食物繊維を多く含む食材:
オクラ ごぼう 納豆 こんぶ わかめ りんご みかん きのこ類

不溶性(非水溶性)食物繊維
不溶性食物繊維は、水に溶けにくい繊維質で、消化器官で水分を含み、便の量を増やすことで排泄促進のはたらきをしており、便秘の予防に適しています。

不溶性食物繊維を多く含む食材:
いんげん豆 おから ゆであずき 栗 えんどう豆 大豆 小麦ふすま 

乳酸菌・納豆菌

乳酸菌は、便秘の原因となる腸内の悪玉菌の増殖を抑えて、便秘・下痢の症状を防ぎます。

乳製品などの動物性の乳酸菌は、胃酸や胆汁酸によって、腸に届く前に90%死滅してしまいます。植物性乳酸菌は動物性よりも生命力が強いので、植物性の乳酸菌を多く摂るようにしましょう。

納豆菌は、乳酸菌と同じはたらきをするだけでなく、菌の寿命が長く、乳酸菌食品と一緒に摂ると、より長い乳酸菌効果が期待できます。
乳酸菌効果と納豆菌の効果ができる「納豆キムチ」はオススメメニューです。

乳酸菌(納豆菌)を多く含む食材:
ヨーグルト チーズ 味噌 キムチ ぬかづけ(納豆)

「便秘・下痢」の症状をサプリメントで改善

「下痢・便秘の症状を改善する栄養素」でご紹介した食物繊維や乳酸菌が摂取できるサプリメントと青汁をご紹介します。

乳酸菌EC-12

乳酸菌(EC-12)

久光製薬の「乳酸菌EC-12」は毎日約1兆個もの乳酸菌がとれる顆粒タイプのサプリメントです。

「乳酸菌EC-12」は人の腸に存在する乳酸菌(エンテロコッカス・フェカリス)を加熱殺菌処理して高密度に凝縮した殺菌菌体です。

殺菌菌体(死菌)は生きた菌とははたらきが異なり、腸内の免疫性を高める作用に優れています。
腸内のビフィズス菌などの善玉菌を増やし、悪玉菌を減少させてくれるのです。

また、殺菌菌体は高密度に凝縮できるので「乳酸菌EC-12」は1回分(1袋)で1兆個もの菌体が摂取できます。これはヨーグルトに換算すると100個分に相当する量です。

これまで「生きた乳酸菌」を試しても物足りなかった人は試してみてください。

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ステラ贅沢青汁

ステラ贅沢青汁

「ステラの贅沢青汁」は、国産素材のクロレラやケールで作られた栄養豊富な青汁を濃縮した粒タイプのサプリメントです。

青汁の栄養価を落とすことなく加工されているので、ビタミン・ミネラル・アミノ酸などの栄養素をバランス良く摂取することができます。
また、腸内環境を整える食物繊維や体内の老廃物を排出するはたらきのある葉緑素も含まれているので、便秘や下痢の改善効果も期待できます。

1日3粒~9粒を自分の体調に合わせて調節できる粒タイプの濃縮青汁なので、青汁が苦手な人でも続けやすいサプリメントです。

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