35歳~45歳に起こる不快症状の原因は?プレ更年期年齢別対策

35歳~45歳に起こる不快症状の原因は?プレ更年期年齢別対策

更年期とは「閉経をはさんだ前後10年」の期間です。
日本人の平均閉経年齢は50歳なので「45歳~55歳」が日本人の平均的な更年期に入る年齢になります。

つまり「35歳~45歳」は、更年期に入る直前の年齢層ですから、プレ更年期が最も起こりやすい世代なのです。

では、なぜ35歳~45歳の年代に「更年期障害のような症状」(プレ更年期)が発症するのでしょうか?

35歳~45歳に起こるプレ更年期の3つの原因

プレ更年期の原因につきましては、他のページでも説明していますが、ここでは、35歳~45歳の年齢ゆえに考えられる3つの原因をご紹介します。

原因①:加齢による卵巣機能の低下

40歳前後から、加齢による卵巣機能の低下がはじまります。
卵巣機能のはたらきが弱くなることで、女性ホルモンの分泌が安定しなくなってしまうのです。

毎月順調だった生理が予定前に突然あったり、予定よりずっと遅れてしまったり「生理周期」に変調がみられるようになってきたら要注意です。
これが「卵巣機能の低下のシグナル」です。

生理前のイライラ、気分の落ち込み、腰痛などの月経前症候群(PMS)や、生理中も出血量に変動がみられ、生理痛がひどくなるなどの症状があらわれるようになります。

原因②:ストレスによる自律神経失調症

プレ更年期多くは、ストレスによる自律神経失調症によって起こっています。
先にご紹介した、卵巣機能の低下(原因①)も、加齢だけではなく、ストレスの影響でも起こるのです。

強いストレスの影響で、脳の視床下部が混乱すると、女性ホルモンを分泌させる性腺刺激ホルモン(FSH、LH)の分泌が抑制さるようになります。

性腺刺激ホルモンが分泌されなくなると、卵巣で卵胞が育たなくなり、生理周期が乱れはじめます。この状態が長く続くと、卵胞を分泌するエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量が減り始め、どんどん卵巣機能が低下していきます。

はじめは精神的なストレスであったのに、自律神経を乱すことで、不眠、頭痛、肩こり、動悸・息切れなどの身体的症状に広がりをみせるのが、プレ更年期の特徴です。

原因③:若い頃からの悪しき習慣のツケ

お酒や脂っこいものなどを暴飲暴食していても、20~30代は健康を維持できていましたが、40代になるとそういう訳にはいかなくなります。

年齢とともに、基礎代謝や筋肉量が低下してくるので、若い頃と同じ食生活では、カロリーの摂取オーバーになるのです。

そこに、運動不足や、睡眠不足などの悪しき生活習慣が加わると、肥満、冷え性、むくみ、便秘、耳鳴り、肥満による関節痛などの症状が起こります。

プレ更年期は、若い頃からの悪しき習慣のツケが原因であることも多いのです。

「睡眠時間が短い」「昼夜逆転の生活」「外食が多い」「運動習慣がない」など、悪しき習慣が日常化していないかを見なおしてみてください。

プレ更年期の放置が更年期障害を招く

プレ更年期の放置が更年期障害を招く

40歳を超えた女性は、生理周期の乱れが長期化すると「いよいよ更年期かしら?」と、根拠もなく思い込みがちになります。

ストレスや乱れた生活習慣が原因であることに全く気づかず「更年期のせいだから」と、その状態を放置したせいで、本当に更年期や更年期障害を早めてしまう可能性があるのです。

卵巣機能の低下が続くと、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が減少しはじめます。

更年期障害の原因はエストロゲンの欠乏で起こりますから、放置を続けてホルモンを減少させ続けていると、脳の視床下部が混乱して、本当に更年期障害を起こす可能性があるのです。

そこまで深刻化しない場合でも、エストロゲンの分泌が減少すると、美容面での老化を招きます。

エストロゲンは肌や髪の毛の潤いなど、美容面にも深くかかわりのあるホルモンですから、分泌の減少が長期化すると、髪はパサパサ、肌は乾燥してシワになり、更年期の女性と同じような状態になってしまうのです。

このように、勝手に更年期のせいだと思い込んで、プレ更年期を放置していると、自分で老化や更年期障害を招くことになります。
何でも更年期のせいだと思い込まないようにしましょう。

40代を超えた女性ならば、いつ更年期に入っていてもおかしくはありません。今のうちに何でも相談できる「かかりつけの婦人科」を見つけておくことは、これからの更年期対策にもなります。

プレ更年期を感じたら、まずは婦人科で検診を受けて、更年期ではないことを確認しましょう。婦人科で異常がなければ、プレ更年期(自律神経失調症)であることが確定します。

自律神経の乱れが原因であることがわかれば、日常生活を見直し、ストレス、食生活、生活習慣に潜む原因を、1つ1つ解消していけばよいのです。

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